臨床倫理ネットワーク日本

臨床倫理プロジェクト

清水 哲郎(しみず てつろう)

清水哲郎自身が作るページ:〔哲学する諸現場〕

より詳しくはこちらをご覧ください。コンテンツもこれから増えて行く予定です

現在の立場

臨床倫理ネットワーク日本(臨床倫理プロジェクト) 代表
東北大学 名誉教授
岩手保健医療大学 客員教授(科研費は同大学が引き続き管理しています)
   

略歴

東京大学理学部天文学科卒業(1969)後、東京都立大学学部および大学院にて哲学を専攻(1970-77)、文学博士(1990)。
北海道大学講師(1980)、助教授(1982)、東北大学教授(哲学 1996)、東京大学特任教授(死生学・応用倫理 2007)等を経て、2017年度から岩手保健医療大学 学長(~2021.3)、臨床倫理ネットワーク日本代表(~現在)。2021年度から岩手保健医療大学 臨床倫理研究センター長(~2024.3)。

専門

哲学、倫理学(臨床倫理学)、臨床死生学。

主要著書

哲学一般・西欧中世哲学
  • 『世界を語るということ―「言葉と物」の系譜学』(岩波書店, 2008)
  • 『パウロの言語哲学』(岩波書店, 2000)
  • 『ゼロビットの世界』(共著, 岩波書店, 1991 執筆部分「記号と超越:ことばに共に与ること」)
  • 『オッカムの言語哲学』(勁草書房, 1990)
医療・ケアの哲学・倫理学
  • 『医療・ケア従事者のための哲学・倫理学・死生学』(医学書院, 2022
  • 『臨床倫理の考え方と実践 ― 医療・ケアチームのための事例検討法』(共編著,東京大学出版会,2022)
  • 『医療・介護のための死生学入門』(共編著, 東京大学出版会)
  • 『最期まで自分らしく生きるために』(NHK出版, 2012)
  • 『生命と環境の倫理』(編著, 放送大学教育振興会, 2010)
  • 『高齢社会を生きる―老いる人/看取るシステム』(編著, 東信堂, 2007)
  • 『生命と人生の倫理』(共著, 放送大学教育振興会, 2005)
  • 『医療現場に臨む哲学Ⅱ ことばに与(あずか)る私たち』(勁草書房, 2000)
  • 『医療現場に臨む哲学』(勁草書房, 1997)
    他多数

学会活動・社会活動

  • 日本緩和医療学会、日本哲学会、日本倫理学会、日本生命倫理学会、日本医学哲学・倫理学会、臨床死生学会等で理事等を歴任。

臨床倫理セミナー等で提供できる話題

テーマ

概論・概説(入門コース向け)

  • 「臨床倫理:考え方/入門編」
  • 「臨床倫理:事例検討の進め方」

臨床倫理各論(アドバンスト・コース向け) および一般講演

  • 「市民の倫理と臨床倫理―〈皆一緒〉と〈人それぞれ〉」
  • 「倫理的に適切な選択・行動の見つけ方」
  •  
  • 「倫理的ジレンマ:考え方と検討」
  • 「意思決定支援の臨床倫理」/「医療ケア・プランニングとACP(アドバンス・ケア・プランニング)」
  • 「エンドオブライフ・ケアの臨床倫理」
  • 「益害のアセスメント・相応性(proportionality)・意図」
  • 「老活(おいかつ)のすすめ」/ フレイルが進んでからが老後の人生
  • 「臨床のための死生学」
  • 「市民のための死生学入門」
キーワード

(上記講演タイトルに含まれる語以外)
人生と生命、尊厳、説明-同意、情報共有-合意、意思決定プロセス、安楽死、尊厳死、事前指示、緩和ケア、差し控えと終了、家族、プロセス・ガイドライン

主要英語論文

  • Time and Eternity : Ockham's Logical Point of View, Franciscan Studies, 50(1990):283-307
  • Ethical Principles in Palliative Medicine, Hawaii Conference: Cancer Care in the 1990's / Supportive Care Issues (資料集),333-339,1993
  • From Vocalism to Nominalism: Progression in Abaelard's Theory of Signification, Didascalia, 1(1995):15-46
  • Alcuin's Theory of Signification and System of Philosophy, Didascalia, 2(1996):1-18
  • Words and Concepts in Anselm and Abelard, Biard,J.ed., Langage, Sciences, Philosophie au XIIe Siècle,177-197, J.Vrin, 1999
  • The place of intellectus in the theory of signification by Abelard and ars meliduna, Intellect et imagination dans la Philosophie Médiévale: Actes du XIIe Congrès International de Philosophie Médiévale de la Société Internationale pour l'Étude de la Philosophie Médiévale(S.I.E.P.M.), Porto, du 26 au 31 août 2002, 927-939, Brepols, 2006
  • Word and Essse in Anselm and Abelard, Gasper,GEM.& Kohlenberger,H.eds, Anselm and Abelard: Investigations and Juxtapositions, 179-195, Pontificial Institute of Medieval Studies, 2006.
  • Non-consequentialist Theory of Proportionality: With Reference to the Ethical Controversy over Sedation in Terminal Care Journal of Philosophy and Ethics in Health Care and Medicine, 2(2007):4-25
  • Introduction, Shimizu,T.& Burnett,C.eds., The word in medieval logic, theology and psychoogy, 1-13, Brepols, 2009
以上。

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