高齢者ケアと人工栄養を考える_第4刷
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・手技は容易・必要な水分と、多少の栄養分を確保できる・長期間の生命維持はできない・点滴につながれて不自由な思いをさせる□抜管を繰り返す恐れがある□ラインを確保することが難しく、何度も刺して苦痛になることあり□身体に必要以上のものを補給すると、負担になる選択肢比較対照表 目的〔快適な日々〕の場合人工的水分補給を行う栄養補給は少し2-2末梢点滴・衰弱して、新陳代謝が衰えている人の必要な水分を補給できる・脱水症状が起きたときには、本人を楽にできる・手技的には末梢静脈のライン確保より簡単・針が抜けても水が漏れるだけで、リスクが少ない・過剰輸液が起こりにくい・急速な輸液の必要には対応できない・栄養分の補給はごくわずか2-3 持続皮下注射58

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