心積りノート 考え方・書き方編
8/60

心積りをしておきたいわけ下の図は、人が高齢によりだんだん衰えていく道筋をイメージで表したものです。私たちは自分が今後、生命に関わるような疾患にかからずにすむとしても、だんだん衰えていくことは免れないと予想しており、そういう人生の終りの時期をどう生きようかと考えています。ことに健康という点では、衰えはじめてから厳しい疾患にかかったらどこまで治療を希望しようか、といったことが気になるのではないでしょうか。老いの進み方:できることの変化心身の機能・活動時間経過労働生活終了身体 要支援身体 要介護認知症進行人生の終わり老いの進み方に相応して、希望・許容する医療の内容が変化する事前指示:人生の最期についてだけ予め意思表明しておく ですが、現在、医療の場で求められているのは、最期の短い時期について、どうして欲しいかを予め意思表明することなのです――「事前指示」と呼ばれています。これについて、「延命をしてほしいよい人生のための心積り考え方8

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です