心積りノート 考え方・書き方編
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赤の部分       は前ページの蘇生を試みた結果の②か③になる見込みが高く、①だとしてもその後の生活が快適なものにはなり難いと判断されるので、一般的には蘇生を試みないことをおすすめする時期です。両者の間は、本人の人生観・価値観により、選択が違ってくると考えられる時期です。もちろん緑の時期だけれど、蘇生は受けたくないとか、赤の時期だけど、小さな見込みでも可能性があるなら、あるいは、生きてさえいればどんなに辛くても、意味がないと思われても、いいのだ、といったお考えで、蘇生を試みる方向を選びたいというお考えの方もおられるでしょう。担当のケア従事者やご家族と話し合って、納得できる心積りにしていってください。 記入欄・記入例  ➡記入編 P7 にご記入ください3-4-2 急変時 心肺停止時の蘇生=====================================③ メモ一応➡を記入したけれど、確かなことはわかりません。心肺停止といったって、いろいろな場合があるんでしょ? 一概にこうだとはいえないんじゃないの? ただ、救急救命するほうとしては、だからこそまずはやってみるわけだよね。となると、まあ、ある程度衰えが進んだ場合でもやってみて、その先、積極的治療をどこまで受けるかどうか、のところで考え直したらどうかな。老いの進み方:できることの変化心身の機能・活動壮健まだまだ元気準壮健自立~自立揺らぐ要支援~軽度の要介護中度要介護重度要介護重篤老衰時間経過実施を推奨不実施を推奨54

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