心積りノート 考え方・書き方編
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ステップ3 今後の治療・ケアについての心積り 記入欄・記入例  ➡記入編 P6 にご記入ください3-1-1 相当な辛さが残る積極的な治療① 相当な辛さが残る積極的な治療 1=====================================② 「相当な辛さ」の内容 失声 ・ 失明 ・ 四肢の一部切断 ・ その他 (首から上が飲食・会話等に差障る場合)③ メモ中度要介護になったら、失明や四肢の一部切断も、それによって辛さがよほど減じる場合を除き、「相当な辛さが遺る」ので受けない治療となる。3-1-2 効果と治療時の辛さ前項では、治療後に辛さが残る積極的治療について考えました。ここでは、治療中に「辛い・嫌だ」と本人が感じる場合について考えます。例えば、ある手術を受ければ治癒が見込まれ、しばらくはこれまでとほぼ同様の生活を続けられますが、手術前後の期間を含め、高齢者には痛かったり、苦しかったりする辛い時期が予想されるとしたら、どうしますか。心身があるところまで衰えた時のことを予想すると、「ここまで衰えたら、もう治療中の辛さも避けたい」と思う方が多いのではないでしょうか。よその事例を考えましょう老いの進み方:できることの変化心身の機能・活動壮健まだまだ元気準壮健自立~自立揺らぐ要支援~軽度の要介護中度要介護重度要介護重篤老衰時間経過実施を推奨不実施を推奨35ステップ 1ステップ 2考え方ステップ 3ステップ 3おわりに

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