心積りノート 考え方・書き方編
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●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●【事例2】秋川さんは55歳の男性です。 妻と次女の3人暮らし。自営業です。秋川さんも事例1の春山さんと同じような症状で診察を受け、医師から同様の説明を受けました。● 秋川さん本人は最初、手術について「声を失い、永久気管孔の生活になったら、生きていても面白いことがない」と、②だけにしたいと希望を表明しました。● ところが、妻と娘は「お父さんはまだ若いんだから、最初は辛くても慣れる。なんといっても生き延びられるほうがいいでしょ。私たちも、お父さんにまだまだ一緒にいてほしい」と、手術を受けるよう秋山さんを説得しました。➡ 秋川さんは、それなりに「生きていてよかった」と思える生活が可能なのでは?と思い直して、①を選びました。では、春山さん、秋川さんの選択について、考えてみましょうあなたは、春山さん、秋川さんの選択について、どう思いますか?もし、あなただったら、失声や気管孔を覚悟して手術を選ぶか、選ばないかの境目は? (春山さんと秋川さんの場合を参考に)● 今のご自分だったら、選びますか? また、それはなぜですか?● 今なら選ぶという場合、今後どういう状態になったら選ばないことにしますか?32

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