心積りノート 考え方・書き方編
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● 日常生活に必要な動作のうち、難易度の高い動作(金銭管理、交通機関の利用、負担の重い家事、服薬管理)に支援が必要になります。一般に、買い物、単独での外出、食事の準備や家事にも次第に支援が必要になっていきます。● 認知症がある・なしにかかわらず、結果として上記のような支援が必要であれば、この段階だとお考えください。以下の諸段階も同様です。4 中度要介護● 屋外での活動全般および家事において支援が必要です。階段の上り下りが難しくなり、入浴にも介助が必要です。着替えの時には見守り程度の支援を要することもあります。5 重度要介護 ● 身体面であれ、認知面であれ、生活全般において介助が必要です。しかし、身体状態は安定しているので、半年以内に死亡するリスクは高くありません。6 重篤老衰● 全介助です。死期が近づいています。一般に、軽い疾患でも回復する力が残っていません。* 以上の分類は専門家たちによる、身体面の老化による衰え(フレイル)の区分を若干改訂して使っています(⇒P58 参考文献2)さて、あなたは今どの段階でしょうか?この冊子のP26の記入例を参考にして、「記入編」P5の2-1の図に、「私はこのあたりかな」と思うところに〇を付けてみてください(どういうつけ方でもかまいません)。 記入欄・記入例  ➡記入編 P5 にご記入ください2-1 私の発達段階老いの進み方:できることの変化心身の機能・活動壮健まだまだ元気準壮健自立~自立揺らぐ要支援~軽度の要介護中度要介護重度要介護重篤老衰時間経過このあたり24

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