心積りノート 考え方・書き方編
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医療・介護従事者との話し合い医療や介護をしていただく方たちにも、あなたの生き方、考え方を理解していただき、治療やケアについて今後選ばなければならないことになる可能性があることについて、お互いに納得がいく合意をしておくことが大事です。まだまだ矍かくしゃく鑠としておられ、話し合う相手である医療者や介護従事者がいないという方は、以下の点は将来のための心積りの一部として心に留めておいてください。「どのような治療を受ける・受けない」をどのように決めていくか、という例で考えましょう。次の図をご覧ください。意思決定のプロセス情報共有 ̶ 合意モデル説明【生物学的】説明【いのちの物語り的】合意人生計画・価値判断・選好の理由最善についての一般的判断最善についての個別化した判断適切な理解を伴う意向の形成医療・ケアチーム本人家族話し合いこの図は、● ご本人・家族と医療側が、お互いが持っている情報を伝え合い(情報共有)、● 話し合うことによって、● どちらも納得でき、考えが一致する(合意)ような治療方針を目指しましょうということを、表しています。16

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