心積りノート 考え方・書き方編
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考え方 よい人生のための心積り人生にとっての最善を目指して、生命を整えるまず、ここで「人生」と「生命」という区別について確認しておきましょう。次ページの図をご覧ください。《生命》とは、身体的ないし生物学的な生命のことです。例えば、医療は聴診器を当てたり、レントゲンをとったり、血液検査をしたりして身体を調べます。《生命》の状態を調べているのですが、不正常だとなると、身体に対して、つまり生命に対して、手術や投薬といった「医学的介入」をします。この時,医療者が働きかけている対象が《生命》です。身体の状態が不正常であると、多くの場合私たちは、「具合が悪い(頭、おなか、腰などが痛い、吐き気がする等)」と感じます。人のいのちの二重の見方医療は、人生の展開のために土台である生命を整える人 生物語られるいのち生 命生物学的生命私たちは皆、身体の《生命》に支えられて、《人生》を送っています。私たちは自分の人生を「これまでどのように生きてきたか」「今何をしているか」、そして「これからどうしたいか」という物語りとして理解しています。私はそのように語られた人生を生きつつある者として、周囲の人から見られます。また、人生の物語りは自分ひとりで創るものではなく、周囲の人々の物語りと交叉し、それらに支えられつつ形成されていきます。11ステップ 1ステップ 2考え方ステップ 3おわりに考え方

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