つければ、呼吸機能が低下しても、苦しくならないですむ。
つけないと、最期は苦しくなる。
つけないと苦しくなるというけれど、それはできるだけ楽に過ごせるようにサポートしてもらえる。
緩和ケアには、呼吸困難による苦痛を軽減する技術もあるからね。
それに、つけてもやがて精神的に苦しい時がくる。
全身の筋肉麻痺が進んで、表現したいことを全て周囲に伝えられなくなった時、それでも呼吸器をつけ続けるとしたら、それは耐えられないほど苦しいだろう。
でも「呼吸器はいったんつけたら外せない」って話だよ。
つけて生きること自体も、緩和ケアの一つだよ。
緩和ケアには、精神的に苦しいことのサポートも含まれている。
精神的に苦しい時が来るからと、そうなる前の人生を放棄するのは行き過ぎじゃないか?
確かに多くの医療者が「呼吸器をいったんつけたら外せない」と言っているが、それは違うよ。ここを確認してみてほしい。
あなたはどの意見に近いですか?
では、続きを見てみましょう。