臨床倫理プロジェクト ALS用語集 連絡する

人工呼吸選択意思決定ノート

ホーム > STEP3 考えるための情報収集 > 考えるポイント4 社会的サポートの今後を考える

考えるための情報収集

人工呼吸器はつけたほうがいいの?

社会的サポートがしっかりしていれば、
呼吸器をつけることで、尊厳ある充実した生き方が可能だよ。

 

社会的サポートって、尊厳ある充実した生き方を可能にするほどは期待できないよ。やっぱりつけないほうがいいな。

 
山田さんの記入例
管理人からの一言
 

あなたを支える社会的サポートと生活設計

※すみません。ここの例が見つかりません。どなたかこのページからご自分の場合など教えていただけませんか。どこからどういうサポート(金銭的なことを含む)を受けられるかといったリストです。よろしくお願いします。(清水)

あなたの場合、社会的サポートがどれほど可能でしょうか。
具体的なサポート内容、条件、個人負担等をリストアップしてみましょう。

あなたのケアにあたっている人で詳しい方がいるはずなので、調べてもらうのもよいと思います。

 

社会的サポートを充実させるため、社会全体が負う負担は大きい。そんな負担を負うことに、一般の人たちが同意するかな。
高齢者ケアの負担だって若い世代に重くのしかかり、国レベルで今のままではやっていけないと言われている。
全体の福祉(=Well-being)のために、私たちのような患者は自ら遠慮すべきなんじゃない?

 

あたなはそれで気が済むかもしれないけど、逆のことを考えて。
社会的サポートが必要になった人たちを、サポートするのが当たり前な社会を創り出すためには、あなたが進んでサポートを受ける必要があるんじゃない?
必要になった人が皆サポートを受けることによって、この国はそういう社会になる。率先してサポートを受けることが、あなたにできる社会貢献とも言えるわ。

 
次の項目へ あなたにお勧め